キス(シロギス)は簡単に釣れ、食べて美味しいと海釣りの中でも大人気の魚です。
パールピンクに輝く魚体は、海の女王と呼ばれるほどきれいな魚で、
初心者から上級者までの老若男女問わず数々のアングラーを魅了しています。
南紀の砂浜や堤防、波止では、簡単なちょい投げ釣りでキスが釣れます。
エサはゴカイという虫エサを使い、シンプルな仕掛けで、ちょいと10mほど投げて釣るのが
ちょい投げスタイルです。
キスは体が小さな割に、アタリが大きく、よく引く魚なので初めて竿先にブルブルと来た時は、
びっくりするかもしれません。
釣れるサイズは15~23cmで、25cmを超える良型も混じり、
ピンギスと呼ばれる10~15cmほどの小さなキスも数多く釣れます。
シーズンは3月頃からで、初夏から夏が本番。特に梅雨時期が一番、数も型も良い。
キスと言えば砂浜からの投げ釣り!
みなべ町~田辺市には砂浜が多く、キスのちょい投げ釣りも盛んです。
また、周辺の漁港も砂地になっており、キス釣りには最適な立地条件が揃っています!
釣太郎のキス釣り場MAPはこちら(HPへリンク) http://www.tsuttarou.co.jp/maps/kisu.html
この中でも初めての方にオススメな「ちょい投げ釣り」釣り場をご紹介
海に出るたび開放的なオーシャンビューを堪能できる岩代浜はJR岩代駅から徒歩5分のところにあります
駐車場も完璧に舗装されています。
町内ナンバー1と思しき面積のこの釣り場は、浜全体が格好のシロギスの棲家です。
釣太郎おすすめのファミリーキス釣り場の一つです。
町内トップクラスの大きさを誇る全長約2kmの千里浜は、岩代浜と同様太平洋に面したファミリー
フィッシングに最適で安全な投げ釣りスポットで、また日本有数のアカウミガメの産卵地の一つです。
みなべ町の許可申請で、産卵の様子を観察することもできます。
昼は釣りをして夜に近くのホテルにチェックイン、9時ごろから家族でウミガメの観察というプランで
紀伊半島旅行を楽しまれているご家族もいらっしゃいます。
歴史をたどってみると、この千里浜はかつて白砂清松ノ浜といわれていて、
伊勢物語や枕草子にもこの名前が登場しているらしいです。
底がほぼ砂地の堤防で、堤防の何処に入ってもキスが狙える堤防です。
また、キス以外にもマゴチやヒラメ、マダイにタコまで釣れてしまう堤防で、
非常に魚の種類の多い場所になっています。
お子様も色々な魚の顔を見られるのでこちらも初心者の方には非常におすすめの釣り場です。
漁港の隣には、みなべ海岸という広い砂浜もあります。
なんといってもこの釣り場の魅力は、
内向きのファミリー向けの安全な堤防では車を横付けして釣りが出来るということです。
1年を通して多種多様な魚種が釣れています。
無論、キスやアジもたくさん釣れる堤防で、安全かつ魚の多い場所のため年中賑わっている釣り場です。
沖側の高い堤防からは砂地になっていますので、キスが狙えます。
湾内堤防は赤い灯台のある堤防からキスが狙えます。
なお、この釣り場は釣太郎みなべ店から国道42号線を左に出てもらって、
一番初めの橋を渡ってすぐの角を右折です。『橋を渡ってすぐ右』と覚えて下さい。
田辺市唯一の大型海水浴場の扇ヶ浜は、白良浜海水浴場とは異なってファミリー向けの海水浴場で、
家族連れの方や、年配の方の日々の運動の場のように、どこか和やかな雰囲気が漂う海水浴場です。
駐車場は400台分の面積があり、非常に綺麗なトイレも完備されています。
また、近くにコンビニもあり非常に便利の良い釣り場です。
夏の時期の海水浴場での釣りは不可ですが、そこからひとつ離れた場所での釣りは可能で、
海水浴シーズン以外は1年中釣り可能になっています。
この釣り場はほかの釣り場と違い若干人が少なく、穴場的キスのスポットになっています。
家族連れでのんびり竿を出したい方にオススメです。
扇ヶ浜海水浴場からすぐ近くにある湊浦港は、
一見何もつれなさそうに見えますが、非常に魚の多い釣り場で、穴場的な釣り場です。
海底は砂地なので、キスの魚影は濃い場所です。
田辺湾の一番外側にあるといっても過言ではない磯間港は潮通しがとてもよく、
プランクトンも豊富でそれに伴って小魚も多く、またそれを追う大型魚の姿もしばしば目撃されています。
また、芳養(はや)堤防と同様に、この釣り場も堤防に入る手前側は、
車横付け可能で、ファミリーやビギナー、また車椅子の方も入れるとても魅力のある釣り場です。
キスのちょい投げをしているとまれに大型魚もヒットするので、驚かされることも多々あります。
田辺市内でも芳養(はや)堤防の次に舗装が新しい堤防です。かつて岩場だった所を埋め立てて
作ってあるので、海底形状はほぼ昔のままだという話を効いた事があります。
そうなるとおのずとこの釣り場は多種多様、色々な魚が豊富であると仮定できます。
また、水深もあるので大型のキスも稀に釣れます。
ただこの堤防の内向きはビギナー向けの安全な堤防ですが、外向けは足場も狭く、
地元の方が多い釣り場になっています。
神島高校の近くにあり、ちょうどホームセンターのコメリの裏が釣り場になります。
湾内の堤防ですが意外と魚は入ってきていて、アジをはじめ、キス、チヌ、コロダイなど年間を通じて
色々な魚種を狙いに釣人が耐えない釣り場です。
また、ここも車横付け可能で、手軽にアジやキスなどのファミリーフィッシングができる釣り場として
根強い人気があります。
またこの堤防のすぐ後ろには工事の砂がたくさん盛られているので、風の強い日には砂が目や鼻に入って
少しストレスのある釣りになりがちです。そんな時は文里港の入って一番左側に海上保安庁の船が
停泊している場所があります。そこで釣りをすればほとんど砂はこないのでおすすめです。
釣れる時期は、3月からで、ピークは5~7月
8月~11月には、
小型サイズのピンギスがメインで
ちょい投げ釣りで狙えます。
時間帯は朝と夕方をメインに狙いましょう。
南紀の投げ釣りシーズンは早くて3月から釣れ始める。シーズン初期は数、型ともにそこまでは出ない。
・3月△:早くてポツポツと砂浜や漁港で釣れはじめる。
・4月○:釣果も上向いてきてキス狙いの釣り人も多くなってきて釣果も上がり始める。
・5月◎:キスの最盛期数釣りが楽しめる。
・6月◎:産卵期、キスの最盛期数釣り・大型ともに良く釣れる時期。
・7月〇:産卵時期終盤、キスの最盛期型は落ちるが数は釣れる。
・8月△:キスの下火傾向になり数も落ちてくるが群れに当れば大釣りも可能。
・9月~10月は遠投~超遠投が必要で小型の数釣りが楽しめるがどちらかというと玄人向きです。
・4月~7月は波打ち際~チョイ投げ(20~30m)までで良く釣れるので
初心者の方でも簡単に釣果を重ねられる。
梅雨時期は産卵で接岸し、
波打ち際まで寄ってくるので大型のキスを釣りやすく、数も釣れるということなのです。
ライトな仕掛けでちょい投げ釣りで釣れるということもあり小さなお子様~お年寄りまで楽しめる時期です
朝一(日の出の時間)~AM8時頃までが朝の時合い
16~19時の夕方の時合いも必ず抑えておきましょう!
カンカン照りより曇った日、小雨の日がまとまった数も出るように思います。
濁りやゴミ、波が高い時は釣果も落ちます。
キス(シロギス)釣りのエサ
投げ釣りで使われるエサで虫エサと呼ばれるものがあります。
エサには、虫エサのゴカイを使います。
大きなキスを狙う時や、
夜釣りでは青イソメを使います。
虫エサの違い(参考動画)
ゴカイはキス釣りのメインエサ
1パック300円(目安1人3時間分)
大型のキス狙いや夜のキス釣りに使います。
1パック300円(目安1人3時間分)
右がチロリ
1パック600円
高価なエサですが、
キスの食いつきは、
抜群です。
パワーイソメ イソメにせまる釣れっぷりの生分解性くわせエサ。
食い、見た目ともにイソメ並みで、扱いやすさはイソメ以上の生分解性くわせエサ。
魚が好むエキスと、本物そっくりの形と弾力で驚異の摂餌力を発揮します。波止・堤防、砂浜、
釣り公園での投げ・ブッコミ・ミャク・ブラクリ釣りにぴったりです。フルーティな香りつきで
ニオイを気にせず安心して使えます。保存がラクな常温タイプ。
各1パック650円
竿、リールに仕掛けとエサあとは何があればいいでしょうか。
フグが多く釣れる時は、ハリを取られてしまったり、
根掛かりで仕掛けが切れてしまうこともありますので、予備の仕掛けは多めに持っていきましょう。
キス釣りは場所をどんどん移動します。
釣れなければ、次の場所へ、横へ10mだけ移動するときも、隣の漁港に移動することもあります。
荷物は最小限にまとめておきましょう。
①砂浜や防波堤からのちょい投げ
・エギングロッド ・コンパクトロッド
・シーバスロッド 1.6~2.5m前後が使いやすい
②砂浜からの近投(50~80m)
・シーバスロッド
・投げ専用竿 2~3m前後が使いやすい
③砂浜からの遠投(100m以上)
・投げ専用竿 3~4m前後
時期によってキスの釣れるエリア(投げる距離)が
違いますので行く季節や時期に合わせた竿の
チョイスが必要です。
釣太郎での釣果情報などを事前にチェックすることを
オススメします。
誰にでも簡単に釣れる春から初夏はエギング竿が
あれば十分まかなえます。
・防波堤や砂浜等で使う『投げ竿』の紹介
投げ釣り専用の設計竿で、
通常の波止竿より糸の通るガイドの口径が大きいので天秤などの遠投などに向いている。
表示号数の『15-240』とは、
ナマリサイズ15号前後の重さを投げる事が出来る全長240cmの竿という意味。
15-240=定価¥4,400- 釣太郎販売価格¥1,990-
(商品・価格が入れ替わる可能性もございます)2018年2月現在
15-270=定価¥4,700- 釣太郎販売価格¥2,040-
(商品・価格が入れ替わる可能性もございます)2018年2月現在
・短くて扱いが容易
・価格帯もリーズナブルなものが多く、種類も豊富
・コンパクト(2ピースタイプが多い)
・ガイド(糸が通る部分)が大きく、飛距離もでる
・ちょい投げに最適でエギングロッド用の仕掛けなども
各メーカーから出ている
・軽量なものが多く、力のない子供や女性などでも扱いやすいと、
簡単に始められ、気軽に出来るキス釣りが人気となっています。
初心者の方や釣り入門の方もすぐに使用できる糸付きタイプを多く取り揃えています。
左から2000番(リールの大きさ表記)、3000番、4000番とリール自体の大きさが異なりリールの
大きさによって巻いてある糸の太さも変わってきますので竿の長さや堅さによって選んで下さい。
・2000番クラス=定価¥オープン- 釣太郎販売価格¥1,340-
(商品・価格が入れ替わる可能性もございます)2018年2月現在
・3000番クラス=定価¥オープン- 釣太郎販売価格¥1,490-
(商品・価格が入れ替わる可能性もございます)2018年2月現在
・4000番クラス=定価¥オープン- 釣太郎販売価格¥1,540-
(商品・価格が入れ替わる可能性もございます)2018年2月現在
投げ釣り仕掛け
キス(シロギス)の仕掛けは、色々と種類がありますが、短い竿で投げる時には、
仕掛けが短い2本鈎か3本鈎が使いやすいです。
鈎の大きさは7号をメインにし、小型が多い時は6号も使います。
フグや根掛かりがあった時に、仕掛けを交換出来るように予備仕掛けも忘れずに持って行きましょう。
投げ釣りは大きく分けて二通りあるとお考え下さい。
1.今まで通りの遠投してシロギスを狙う 『遠投投げ釣り』
2. 手軽にライトなタックルで近場のシロギスを狙う 『ちょい投げ釣り』
同じじゃないの?と思われる方が多いかと思いますが、
近場で使うライトな仕掛けを100mは飛ばすことは出来ませんし、
遠投する仕掛けをちょい投げなどで使うライトなタックルでは重すぎて使いにくいという事になります。
それぞれのタックルに合う仕掛けの選択が必要になってくるのです。
それでは仕掛けの説明ですが、
投げ釣りの仕掛けは非常にたくさんありますので定番仕掛けのみをご説明させて頂きます。
ハヤブサ 簡単投げ釣りセット
エギングロッドやコンパクトロッドに最適で子供から年配の方まで幅広い世代に
支持されているちょい投げ仕掛けの決定版。
セッティングも簡単で初心者の方に特に
人気!
ササメ ちょい投げセット
こちらも定番のちょい投げ仕掛けですが、
オモリが8号ということで先ほど紹介したハヤブサの仕掛けより
少し遠投が出来ます。
エギングロッドや投げ専用竿など相性が良く、
定番仕掛けですので場所を選びません。
仕掛け(針)部分の紹介です。
フグにハリを飲み込まれて無くなったり、
根掛りして針が無くなった時にワンタッチでオモリから下のハリを交換できる仕掛けです。
オモリの形状が様々あるように、シロギスの針にも種類があります。
大きく分けて『流線』『競技』『早掛』の3種類をご紹介します。
キス針の3つのタイプ説明 (参考動画)
ショート仕掛け
ササメ ショアライト2本針、競技キス1本針
こちらの仕掛けはお子様や女性などの
小柄な方でも投げやすく扱い易い仕掛けです。
市販の天秤にセットして使います。
仕掛けも短いのでコンパクトロッドなどに
最適です。
天秤
キスの投げ釣りは仕掛けが長いので、投げた際の絡み防止とキスのアタリを竿に伝える役割があります。
第一精工 キング天秤 (ジェット天秤)
昔ながらのジェット天秤で主に投げ専用竿などで
遠投する場合に使うとグッド。
アタリも分かりやすく、
仕掛け絡みもしにくいので昔から形状なども
殆ど変わらない定番中の定番仕掛けです。
ササメ ショアライト天秤
(エアーシンカー)
天秤のオモリ上部に発泡素材が入っており
海底で立つように作られた天秤。
海藻や岩などの根掛りが多いところで
威力を発揮します。
またエサが漂うのでアピール力もあり、
最近ではちょい投げ仕掛けの人気商品と
なっております。
エギングロッドやコンパクトロッドに最適な軽めのライト仕掛けとなっております。
天秤の重さを選ぶ基準は、
エギングロッドなら、3号から8号くらい、
シーバスロッドなら、5号から15号くらい、投げ竿なら20号くらいまで大丈夫です。
竿が硬くて、オモリが軽いとアタリが分からない、
竿が柔らかくて、オモリが重いと、仕掛けを引っ張るだけで、竿が曲がりすぎてアタリが分からない事があるので竿の硬さによって天秤の重さを使い分ける必要があります。
1. 今まで通りの遠投してシロギスを狙う 『遠投投げ釣り』
2. 手軽にライトなタックルで近場のシロギスを狙う 『ちょい投げ釣り』
同じじゃないの?と思われる方が多いかと思いますが、
近場で使うライトな仕掛けを100mは飛ばすことは出来ませんし、
遠投する仕掛けをちょい投げなどで使うライトなタックルでは重すぎて使いにくいという事になります。
それぞれのタックルに合う仕掛けの選択が必要になってくるのです!
クーラーボックス
キス釣りは夏の釣り。クーラーボックスと氷は
必ず持って行くように心掛けてください。
・せっかく釣った魚が痛んでしまって食べられない。
・虫エサがすぐに死んでしまい釣りができない。
クーラーボックスに氷を入れて釣れた魚をきちんと冷やすだけでは無く虫エサの保管、自分の飲料を冷やすこともできるので一石三鳥?それ以上になります。
★ 冷却専用氷 ★
・ チップ氷 約1.5kg 100円
・ 氷小 約1.2kg 100円
・ 氷大 約3.0kg 200円
虫エサを保管する木箱
夏の釣りのキス釣り。虫エサは暑さに弱く、炎天下の地面の上などに置くとすぐに死んでしまいます。
クーラーボックスに入れる際もこういった木箱を使用すると冷えすぎない、
虫エサの乾燥を防いで弱りにくくする、ゴミが増えないのでエコなどの利点がたくさんあります。
木箱の使い方:
• 木箱を海水、または水に浸して水分を含ませる。
• クーラーボックスなどの中に保管用として入れておき、虫エサを入れておく。
• 小出しにして使う場合は別の小出し容器(エサ箱)を使うと開閉によるクーラーボックス内の
気温の上昇を最小限に防ぐことが出来る。
砂浜で竿を立てかける『サンドポール』と、場所を選ばない竿掛け『三脚』の紹介
これを砂に突き刺して、上部のY型の部分に竿を立てかけると砂がつきにくくなります。
サンドポールはキス釣りでよくいわれる「キス釣りは足で稼げ」にはもってこいで
軽くて簡単に何処でも砂浜にさせるので重宝されています。
釣り竿を地面や砂浜にじか置きしてしまうと竿に傷が入って魚が掛かった時に折れてしまったり、
砂浜に置くと竿やリールの隙間に砂が入り込んでしまい異音や破損の原因となってしまいます。
サンドポール=定価¥オープン- 釣太郎販売価格¥390-
三脚(ロング)=定価¥オープン- 釣太郎販売価格¥2,090-
魚を挟むためのハサミ(魚バサミ)
通称メゴチバサミ。これで魚を掴んで針を外したり、魚をクーラーボックスに入れたりできます。
手を汚さずに使え、ヒレに毒があり触ると危険な魚にも使えます。
ビニール手袋は、手が汚れたくない方にピッタリです。
・魚ハサミ 250円~ ・ビニール手袋 290円~
【注意】 魚が元気過ぎて暴れている場合は掴みにくいので、少し弱ってからハサミで掴みましょう。
ゴンズイ・ハオコゼ、アイゴなどはヒレ・トゲに毒があるので注意しましょう。
安全なのか分からない場合はメゴチバサミなどで魚をはさんで、針を外すときもプライヤーなどで、
外すようにしましょう。
毒魚記事へリンク http://blog.tsuttarou.com/archives/7087
ペンチ類
魚や毒魚が釣れた時に手を汚さず魚を掴むことができる魚つかみ。
ハリを飲み込まれたときや、衣服にハリが刺さった場合、
毒魚が釣れた場合などペンチがあれば便利です。
ハサミは虫エサをカットしたり、仕掛けをカットしたりと必ず用意しましょう。
このように少ない道具で投げ釣りはできます。
というのも、『キス釣りは足で稼げ』といわれるほど移動が多い釣りで、一つのポイントでは数投して
反応が無ければ歩いてと移動しながら群れを探す釣りなのです。
荷物は最小限でコンパクトにするのが鉄則で余計なものは極力省くのがたくさん釣る秘訣。
クーラーボックスに全てをセットすれば荷物が少なくなるのでオススメです。
タオルとウェットティシュは
持っていきましょう。
魚を触るとヌルヌルとします。
ウェットティッシュ230円
タオル無地 100円
カラータオル150円
堤防や足場が平らな釣り場で役立つアイテム
折りたたみイス
シンプルなイスで
サイズがS・M・Lとあります。
過重負荷も違うので目安に。
便利な竿受け付きのイスもあります。
座ったままご使用ください。
パイプいす Sサイズ 940円
パイプいす Mサイズ 1090円
竿掛け付パイプいす Lサイズ 1540円
キス(シロギス)の投げ釣りを詳しくみていきましょう。
みなべ町から田辺市の砂浜、堤防では、
遠投釣りは必要ありませんので、ちょい投げ釣りについて解説していきます。
・竿にリールをセットし、
竿のガイドに道糸を通す。
・道糸の先に、市販の天秤を結ぶ。
・天秤の先に、市販の仕掛けをセットする。
コンパクトロッドに投げ釣り仕掛けをセットする(参考動画)
虫エサを付ける時の注意点
基本としてハリに対してまっすぐに刺す事が大事です。
曲がっていると投げて引いて来るときにクルクルと回ってしまい、
仕掛けのトラブルの元になってしまいます。また、ハリ先は出すようにしましょう。
ゴカイ1匹をまずは1匹つけて、投げてみましょう。
アタリがあるなら、ゴカイ1匹を3等分くらいに短くして、ハリにさします。
虫エサを掴む時ヌルヌルでますが、石粉を振り掛ければ滑り難くなり、
見た目もカモフラージュされるので苦手な方も触れるようになるかも?
小袋(15g)
釣太郎販売価格¥120-(税込)
ゴカイの付け方(参考動画)
必ず周りに人がいないか安全確認をしましょう。
ちょい投げで十分なので、
10~20mキャストします。
仕掛けが海底に着くまで、
リールのベールは開けたままにし、
道糸を送ります。
着底したら、歩く速さより、少しゆっくり目で、リールを巻き、アタリが来る場所を探ります。
仕掛けを少し遠めに投げる → 竿を横にして引く → 引いた分リールを巻く
これを繰り返すとコツコツとキスのアタリがきます。
もしくは仕掛けを投げる →
ゆっくりリールを巻いているとキスのアタリがきます。
アタリがあっても合わせずに、そのままのスピードでリールを巻きます。
もう1匹掛かってくることもあります。
足元まで、仕掛けを巻いてきたら、回収します。
おちょぼ口のシロギス。
掛かっているハリの反対側に
向かって押し出すようにすれば簡単に外れます。
キスのハリ外し(参考動画)
キスを入れる場合は水汲みバケツ内に海水と氷を入れます。その海水にキスを入れていきます。
海水に入れていく方が全体まできちんと冷え、
氷だけだと氷に当たらない魚はきちんと冷えませんので鮮度が落ちます。
いざ砂浜や防波堤などに行って
闇雲に投げているだけでは沢山釣ることができません!
ここで砂浜と防波堤でのキスの釣り方を
少しご紹介してみたいと思います。
キスはシーズンになると産卵を意識して浅場に来ます。
皆さん投げないと釣れないイメージ無いですか?
波打ち際で釣れるなんて私も半信半疑でしたが本当に波打ち際のオモリが確認できるところでアタリが
多くまとまって釣れました!
なので初めは少し投げて、遠目からゆっくりと引きずって来ながらアタリの多いポイントを探して、
きちんと足元の波打ち際まで探ってあげることが大事になります。
しかし、波打ち際で釣れるときというのは条件がいいときが殆どで後は少し投げて
沖の海底の起伏(かけあがりやストラクチャーまわり)にキスが溜まっていることが多いのです。
アタリがあった場所を効率よく攻める為にも色分けされた道糸(ナイロンラインやPEライン)で
把握すると手返し良く攻めることが出来ます。
時期が進むにつれて波打ち際から離れて少し遠くなります。
エサが豊富な川の流れ込みがある砂浜や、起伏の多い砂浜、岩礁帯がある砂浜は年中居ついてる場合も
あるのでそういった砂浜を見つけて釣る方がいいでしょう。
波が立っている場所は地形が異なっている可能性が高いので、是非アタックしてみてください。
キス釣りは足で稼ぐ、というほどよく歩きますので、大抵の人は場所を替えながら
探っていくことが効果的とされています。
砂浜の地形説明(参考動画)
防波堤は波の影響を受けにくい場所になり、キスが好む海底の起伏も無いだろうと思われがちですが、
ここでは船が通る場所に出来る「ミオ筋」(人工的な起伏)にキスがつきやすいのです。
外洋と違い、海の海況に左右され難いので一度キスが入るとまとまって釣れる傾向があります。
アジ釣りやウキ釣りのマキエが海底にこぼれるとキスもそのマキエに群がったり、
小さな小魚やエサとなるものも多くあるので以外に良く釣れるスポットなのです。
これには条件があって、砂浜に隣接する漁港、漁港内が砂地の漁港、海底に岩礁帯などがある、
干満で潮位の変動があるなどで、こういった条件が見込める釣り場ではキスは釣れます。
後は立ち位置から扇状に投げてキスの群れを探すのです。
砂地の漁港内でのポイントは
ミオ筋と呼ばれる船が通る航路、船道とも呼ばれます。
ミオ筋は周りに比べて、深くなっているので、地形が駆け上がりになっています。
そういった斜面の場所にキスはいますので、なんどもキャストを繰り返して
キスのいる場所を探ってください。
キスチョイ投げ釣り【仕掛け・エサ・釣れるまで】(参考動画)
さて!釣りの後の楽しみといえば!!
そう釣った魚を頂くことですね!投げ釣りといえばシロギス!
シロギスといえば天ぷら、フライなどが一般的ですが、料亭などで食べると結構な値段しますよね・・・
でも自分で釣って料理すれば高級なキス料理をお腹いっぱい食べることが出来るのです!!
なんと贅沢なんでしょう~!『釣り人の特権』とはこの事です!
キスの背開き(天ぷら、フライ用)参考動画
天ぷらを家庭でするのは難しいとか、うまくいかないと思っている方が多いと思いますが、
ポイントを押さえれば簡単です。
まずは衣を作ります。
衣さえきちんと作ればまず失敗はしません。
まずはボウルに水、氷、卵黄を入れてかき混ぜます。
この時キンキンに冷やすのと、揚げる直前に作るのがポイントです。
その後は小麦粉を入れていくだけなのですが、ここでの混ぜ方が一番重要です。
小麦粉を大きいスプーン1杯ずつぐらいいれながら、箸でサックリまぜます。
粉を全部溶かそうとして混ぜすぎると小麦粉のグルテンが出てきてモサモサの衣になってしまいます。
粉が全部溶けなくても全然大丈夫なので、混ぜすぎない事を優先しましょう。
写真の様に粉が残っていても全然大丈夫で、そのぐらいの方がうまく揚がりますよ。
箸に抵抗がかかるぐらいになるまで小麦粉を入れれば完成です。
揚げていてシュワッといい音がすればちょうどいい衣だとゆう合図です。
バリバリとゆう音だと水が多い、重たい感じだと粉が多いとゆう合図なので調整しましょう。
最後に衣をつけるまえに、うち粉(食材の方に小麦粉をまぶす事)を必ずしてください。
それによって食材にきっちり衣がつきますよ。
説明が難しい料理なのですが、一度やってみるとすぐわかりますよ~!
材料は小麦粉と卵黄だけなので一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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