南紀和歌山の釣太郎

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グレ釣り・メジナ釣り 〜初めて40cmのグレを狙うなら〜【初心者編】

初めて40cmのグレを狙うなら【初心者偏】

磯釣りをするならグレを釣らねば!40cmを越すグレの引き味は別格!40cmオーバーのグレを釣るには!?

40cmのグレ、1回でいいから釣ってみたいという方がたくさんいます。

はっきり言うと、40cmのグレだけを狙って釣るのは、非常にムズカシイ。現実的ではありません。

30cmのグレよりも40cmクラスのグレの方が潮下(しおしも=潮が流れていく下流側)や、30cmクラスのグレが泳いでいる層よりも深い場所にいることが多いために、より大きなグレを狙うなら、マキエサの潮下またはマキエサの帯からサシエサをずらす。
30cmのグレが釣れた棚よりも深めに狙ってみるというのも一つの方法です。
※ 層=棚=タナ

ただ、30cmのグレよりも40cmのグレの方が警戒心が高いために、天気の良い晴れた凪の日よりも、波気があってハリスやウキの存在を薄くカモフラージュしてくれる日や雨で海面に人の姿が映らない日、夕方のマズメ時などもグレの警戒心が薄くなるタイミングです。
アオサを使うのも一つの手法です。

その前に、グレがどこにいるのかを見ていきましょう。
グレは潮を釣れと言われるように、グレは居心地の良い潮の中にいます。
磯に立って最初に狙って行くところは、まず潮目です。 この動画では潮目を説明しています。
潮目というのは、簡単にいうと性質の異なる水の境目です。暖かい潮と冷たい潮の境目、流れる方向の違う潮の境目、塩分濃度の違いで出来る潮目などなど、紛らわしいのは風の目で、風が吹いた時によく現れます。

グレ釣りで狙いたい潮は流れる方向の違う潮目です。このような潮目には「潜り潮」と呼ばれる、潮が潜る場所、潮の壁とかと呼びます。馴染んだ仕掛けを、その場所に行くとどんどん仕掛けかが沈んでいくような場所です。
このような場所には、マキエサが溜まりやすいのでグレがいることが多いのです。
そして、このような流れの性質の違う潮目というのは、海底にシモリや海溝、根などの変化がある場所で起こりやすく必然的にグレがいる場所となります。

海の潮目

この動画では、ボリ兄(スタッフ)が解説しているように、串本町須江のワニ島から払い出される潮が本線の下り潮(西から東方向への潮)に引っ張られるような状態となっています。
AとBに海面に変化が見られます。
Bに関してはサラシの先端との境目に出来るヨレのような境目で、Aに関しても潮目が見えています。
この潮目がどっちに動くのか?潜り潮なのか?見かけだおしの潮目なのか?
これは実際にそこに仕掛けを入れてみないと分かりません。

ここで実釣ポイントですが、ダイレクトにこの潮目に仕掛けを投入するのでは芸がありません。
この潮目にいるであろうグレにマキエサを届かせるには、どこにマキエサを打てばいいのか?
これは潮の流れをしっかりと見定めないといけません。ダイレクトに潮目にマキエを打つと他の魚まで寄せてしまいますので、極力避けた方が良いです。

次は仕掛けです。
例えば、Aの潮目地点でしっかりと馴染んだ状態で仕掛けを持っていくには、どこへ仕掛けを投げればいいのか?
この動画のように風がなければ、難しくはありませんが、向かい風だったり横風だったりすると、道糸が風に引っ張られるので思った方向と違う所に流れてしまいます。
これではグレ釣りの大前提、マキエサとサシエサの同調はできなくなります。マキエサでグレをおびき出して、そのマキエサの中にあるハリがついたサシエサを間違って食ってもらうのがグレのフカセ釣りの基本です。


この潮目は右手前方向に動いています。これは白浜の上り潮で水温が上がる潮です。暖かい潮の塊なのでこの潮目が来ると魚の活性はあがります。


これは鳥山です。潮目と関係があり、潮目にプランクトンが集まる。
それを食べにベイトのイワシが集まる。
イワシを狙いにハマチが集まる。
ハマチがイワシを追い回すので、そのイワシを鳥が狙いに来る。


【フカセ釣り入門 水深対策】

水深に応じて探りを入れたり、魚に警戒されないように使い分けましょう。
尚、水深のあるところではマキエサはサシエサに同調させることが基本となるので、潮の流れも考慮しながらマキエサを打つことが肝要。


【季節による違い】40cmオーバーグレ(メジナ)を釣った時の検証

上段はエサ取りが多い9月の釣果。40cmオーバーが2匹と30cmが2匹。水面に浮いてくるグレ(メジナ)を狙って釣ったもの。
エサ取りが多いとマキエサも必然的に多く必要となります。
下段は11月に釣れた45cmのグレ(メジナ)ですが、夕マズメの磯際狙いが的中したもの。


【釣果を見て判断する】

釣果を見て、40cm超えのグレ(メジナ)が上がっている地域の渡船屋さんに行くことも一手。
ただ混み合っている場合もありますし、昨日まで釣れていたのに潮が変わったということもしばしば。


【グレ(メジナ)フカセ釣りの基本説明】

フカセは「浮かせ」から来ているといわれる釣り方で、シモリ(海底の大きな岩)等に隠れているグレ(メジナ)をマキエサを打って誘って浮かせる釣り方です。イシダイ、コロダイ等の根魚と違い、必然的にタナ(水深の層)が広くなり、そのぶん高度な技術が必要となります。これがフカセ釣りの奥深さなのです。
マキエサと同調(海中で拡散したマキエサの中にサシエサが含まれている)させることがとても重要なので、潮の流れや風向き等を考慮しながら変化対応させることが肝要。


【冬場の北西風と寒グレ釣り(フカセ釣り 風対策編)】

南紀地方の冬場の季節風の定番、北西風。なかなか釣り難いのですが、この風波がある時の方が確実にグレは釣れる事が多いのです。
こんな波があるのによく竿を出しているなと思う場面があるかもしれませんが、釣人は波気があるからこのサラシを狙っています。
逆に天気が良くベタ凪ぎの時は思うように釣れないことが多いようです。
これは魚の警戒心が高いためです。風は横に受けることなく正面に立ちましょう。
もしくは真反対側で背中に受けることが基本。
これはマキエサとの『同調』が鉄則のフカセ釣りにおいてとても重要で風は邪魔をするからです。
正面や背に受けるところは仕掛けの同調がしやすいのです。フカセ釣りはマキエサとサシエサを同調させることが大原則なのをお忘れなく。
強風時の釣り人は、実は波気によって出るサラシで活性が高くなるグレ(メジナ)を狙っているのです。こちらはその典型的なシーン。
ただ、それを狙って海に流される人もいるのでくれぐれもご注意を。

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